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10.282015
福井市の救急車出動8900件、そのうち救急搬送した件数は…
みなさん、こんばんは。福井市のガス屋、堂下商店の堂下喜信です。
今日は日中、AED救命救急講習を受講してきました!
現役の消防の方が講師をしてくださいました。
講習の中で、
「福井市の救急車出動8900件、そのうち救急搬送した件数は500件程度」とおっしゃってました。
つまり8400件は緊急度合が低い出動だったということです。
信じられませんが、
病院へのタクシー代わりに救急車を使ったり、
大きな病院での待ち時間が少なくなるだろうと救急車を呼んだり、
救急車を呼ぶ基準が低くなってきているようです。
軽症の患者を搬送するために、本当に緊急の方が後回しになる可能性もあるようです。
助かる命が助からなくなります。
強く早く、押して戻す、がポイントらしいです。
実際にはろっ骨や胸骨が折れるようです。
それくらい強くやらないとダメみたいです。
実は人工呼吸はふりだけですw
実際の救命救急の場合もやらないことも多いようです。
血を吐いている、嘔吐している場合、助ける側がなにかの病気に感染するリスクが増えるからだそうです。
心肺蘇生はとまった心臓を動かすためではなく、
救急車がくるまでの間、脳を含め体中に血液を送るのが目的のようです。
心臓がとまると10秒くらいで意識がなくなり、3分くらいで脳の細胞が壊れ始めるようです。
だから心肺蘇生が大事になるようです。
AEDはすべての心肺停止に適用できるわけでなないようですが、
AEDを使うことで効果があるかどうかも機械が判断してくれるので、まずは使うことが大事なようです。
それよりも心臓マッサージと人工呼吸の方がずっと大事なんだなと学びました。
なにもないのが一番ですが、なにかあれば少しでも心臓マッサージと人工呼吸ができるようになったかなと思います。